不動産の種類(地目)

2023年4月13日

宅地

宅地は、主に住宅用途の土地です。一般的には、宅地建物取引業法に基づく建築基準法で規定された用途地域に所在し、住宅やアパート等の建物が建てられます。

宅地見込地

宅地見込地は、将来的に住宅用地として利用されることが見込まれる土地です。現在は宅地用途ではないものの、用途変更や開発が進めば宅地になる可能性があります。

雑種地

雑種地は、複数の用途が混在している土地です。例えば、住宅と商業施設が混在する地域などが該当します

山林

山林は、山や森林を主体とした土地です。伐採や観光、保全目的などで利用されます。

農地

農地は、農業用途に利用される土地です。耕作や畜産、農業施設の設置などに用いられます。

池沼

池沼は、水域を主体とした土地です。灌漑、漁業、景観保全などの目的で利用されます。

墓地(霊園)

墓地(霊園)は、埋葬用途に利用される土地です。一般的には、宗教施設や公営・民営の霊園があります。

鉄道用地

鉄道用地は、鉄道施設や運行に利用される土地です。駅舎や線路、車両基地などが該当します。

軌道敷(線路)

軌道敷は、鉄道や路面電車の運行に必要な線路が敷設されている土地です。

道路(街路)

道路(街路)は、一般的な道路や通行に利用される土地です。市街地や郊外の道路が含まれます。

公衆用道路

公衆用道路は、一般の人々が自由に通行できる道路です。国道や県道、市町村道などが該当します。

私道

私道は、私有地内に設けられた道路で、特定の所有者や利用者に利用権がある道路です。一般の人々が通行できるかどうかは、所有者の許可によります。

共有道路(持分)

共有道路は、複数の土地所有者が共同で所有し、利用する道路です。アパートやマンションの敷地内道路や、隣接する住宅間で共有される道路などが含まれます。

水路

水路は、河川や運河、用水路などの水を流すための土地です。灌漑や水運、排水などの目的で利用されます。

区分所有建物

区分所有建物は、建物全体が個別の所有者に分割されたもので、それぞれの所有者が専有部分と共用部分を持ちます。マンションやオフィスビルが典型的な例です。

鉱泉地

鉱泉地は、温泉や鉱泉を含む土地です。観光や療養目的で利用されることが多いです。

河川敷

河川敷は、河川の両岸にある土地で、主に洪水時の水位上昇に対応するための空間です。公園や運動場、駐車場などに利用されることがあります。

堤内地

堤内地は、堤防に囲まれた土地で、主に農業用途に利用されます。洪水時には水没の危険性があるため、耕作や住宅建設には制限がかけられることがあります。

堤外地

堤外地は、堤防の外側にある土地で、洪水時に水が流入することを前提とした利用が行われます。一般的には、農地や緑地、工業用地などに利用されます。

海没地

海没地は、海面上昇や地盤沈下によって水没した土地です。リクレーションや観光、保全目的で利用されることがあります。

流失地

流失地は、水害や地滑りなどの災害により土地が流出したり、形状が変化した土地です。復旧や保全が必要な場合があります。